五大の人生漂流記

日々感じたことや、思いついたこと、思い出などを
書き綴っていきます。

逃げた人間の末路

逃げた人間の末路

私が上京したのはかなり強引な展開だったね。

仕事をやめると同時に上京して、すぐむこうで仕事を見つけて、働きはじめる

という計画だった(そう計画通りにはいかない)。


仕事をやめたのは仕事が面白くない上、人間関係が最悪だったからだ。

要は逃げたかった。


そしてこの逃げたいがために上京するとか、逃げることが目的の行為

というのは私の経験上、ハッピーな展開になったことはないね。


逃げる以外に、東京で何をやりたいかほとんど考えていなかったわけだ。

とにかく東京に行きゃいいんだ、みたいな。


もちろん名目上は、大学を中退しているから、東京で大学に入り直すんだ、

という目的があったわけだ。それで、親もとりあえず説得したつもりさ。


しかし、親は上京は反対していたから、学費は出せないと言っていた。

っていうか、そんな金どこにもなかったよ。


普通に子供を私大に行かせるだけでも大変なんだから。そこを自分勝手に

中退しておいて、またお金を出してくれなんて言える身分じゃなかった。

自分で稼ぎ出すつもりだった。


といっても東京に引っ越すだけで所持金なんてほとんどなくなってしまって

いたから。そこから地獄の激貧生活がはじまってしまうのさ


生活するだけで手一杯なのに、どうやったらそんな学費出せるんだよ。

高校卒業時、親でさえ、息子を東京の私大に行かせて下宿生活させるのは

嫌がってたぐらいなんだ。


その頃は、けっこういい歳になってたし、大学に入り直すのは

受験勉強して入試受けないといけなかった。その段階でまたまたお金が

かかってしまう。


家賃の支払いも常習的に遅れていたぐらいなんだよ。大家さんに嫌味

言われたもんだ。で、そこの部分を改善するのが精一杯。


おまけにバブルは崩壊して、正社員でちゃんとした仕事につくのが難しくなって

いたからなあ。以前借りた借金(奨学金)を返せと言ってくるし。


それで、結局、無試験で入学できる通信教育の大学生になった。借金の

返済予定のお金を入学金・学費に入れてしまったのだ。

またもや逃げたことになる。


が、この頃は、さすがに役に立たない学校の勉強にもはや興味が

持てなくなっていたわけ。


それで、やっと逃げずに借金返そうと思い立って、再度中退。


逃げて逃げて逃げまくった結果がこれだから・・・。


今思えば

本当に上京したければ、地元で、自分のできること、コツコツやっていれば

いいと思うよ。たまに東京に出かけるとか、東京の情報を仕入れるとか

東京の人との出会いを大切にするとか、関連付けの努力は必要だけどね。


そうすると、いろんな縁が積み重なって、自然に導かれて東京に住むこと

になると思うよ。東京が呼んでくれるのさ。東京はどこにも逃げないのだから。


こういうやり方のほうがハッピーになりやすいからいいと思うね。


















×

非ログインユーザーとして返信する

あと 2000文字

※は必須項目です。